うぱくんはうぱくんです

主にウーパールーパーの飼育日記です。
うぱくん(という名前のペット)はうぱ(ウーパールーパー)君です。略して、うぱくんはうぱくんです(/▽゜\)
毎週日曜日の夜頃に更新予定です。※しばらく私用で休止します。(うぱごろうは変わらず元気です。R2.1.19)

うぱさんが亡くなりました。

毎週日曜日の更新予定なのですが、
本日は特別な事情により更新をします。


2017年10月16日(月)11時30分~45分頃(推定死亡時刻)
我が家に着てくれて1年10ヶ月、推定年齢3歳8ヶ月のうぱさんが亡くなりました。


現時点でもとても悲しく、思い出すと涙が止まらないのですが、
記憶が鮮明に残っているうちに、
うぱさんが命がけで遺してくれた情報を記録したいと思います。


今後、現時点で生き残っているうぱよん
そして、新しく迎える予定のウーパールーパー
また、このブログを読んでくれる事があるかもしれない飼育者様が、
ウーパールーパーと一緒に居られる幸せな年月が多くなりますように。
現時点で覚えている事を記載していきます。


まず、うぱさんの死因は明確に分かりません。
よって、下記にうぱさんに異変を感じてから死亡してしまった時までの
情報を記載します。


「死亡のおよそ2週間前」
うぱさんが、突然人工の固形餌を飲み込まなくなりました。
食べようとして口に入れるのですが、吐き出してしまいます。
我が家で育て始めてから、ずっと僕がうぱさんへご飯を食べさせていたのですが、
うぱさんが餌を吐き出すことは、一度も有りませんでした。
なので、とても違和感を感じました。
うぱさんは食べたくても、食べれない何かが体内で起きていたのかな?
※体内で水カビ等が発生していたとか


「死亡のおよそ1週間前」
この頃から、うぱさんはご飯を食べようと口を開けることすらしなく、または出来なくなりました。
ご飯の種類を変更したりしてみましたが、いずれも食べようとしません。


「死亡の2~3日前」
相変わらず、うぱさんは何も食べようとしません。
そして、水槽内の器具等に手足をかけ、水面近くに居ることが主となりました。
うぱさんが、水面近く居ることは、僕が知る限り元気な頃はありません。


「死亡の前日」
飼育水へ天然塩を入れました。塩分濃度は約0.5%。
浸透圧によるうぱさんの体力消耗を温存する目的と、0.5%以下で死ぬであろう悪性の微生物を死滅させる目的がありました。
また、うぱくん2号が同様の症状のとき、薬品(ウーパールーパー専用ではない)を使った治療では効果が無かったため薬品は選択しませんでした。
そして、うぱくん2号死亡後に、うぱさんの外鰓にも白いもわもわ(水カビ?)が発生し、そこで初めて塩浴を行いうぱさんが完治した実績があったので塩浴を選択しました。
※しかし、現時点では塩浴ではなく飼育水をほぼ全て入れ替えた事が治療に結びついたのではないかと考えています。


死亡前日の塩浴は、うぱさんに効果は無かった模様。
うぱさんは相変わらず水面近くに居ました。
また、塩浴は8時間で終了とし、水槽内の水を3割程入れ替え塩分濃度を下げました。


「死亡の4時間前」
うぱさんは、変わらず水槽内の器具へ手足をかけ、水面近くに居ます。
そして、その場所に居るうぱさんは今まで見たこともない。とても気になる。
しかし、うぱくん1号と2号が亡くなった際は、絶食から死亡まで約4週間の時間があった経験から、まだ死なないだろうと判断。そして出勤。
※もっと早い段階で、うぱよんが夏場に使用していた水深が浅く、水流の影響が非常に少ない水槽へ移動させてあげられていて、かつうぱさんの外鰓に付着していた白いもわもわを取り、毎日水換えを徹底していればどうなっていたのかなと後悔しています。


「そして死亡」


うぱさんに異変を感じてから死亡まで、僕自身が感じた異変は以上となります。
そういえば、うぱくん1号も2号も、絶食から始まり、亡くなる数日前から水面近くに
居る場面を良く見るようになった記憶があるな・・・。
みんな水槽内の器具を利用して、水面近くに居ました。
なお、白いもわもわが発生したのはうぱくん2号とうぱさんのみで、うぱくん1号は未発生です。
こうして思い直すと、3匹共通な異変が2点になります。
①突然の絶食
②亡くなる数日前から水面に居ることが主となる
飼育環境にもよると思いますが、この症状が起きた場合には、非常に危険なサインなのではないでしょうか。


それでは、うぱさんの死因は何?


断言はできませんが、1つに『水カビ』が関係していると思われます。
うぱさんの死亡時に、複数のエラに水カビと思われる白い綿のようなものが付着していました。
また、うぱさんに異変を感じた頃の水温が、連日17度近辺になることが多かった。
後になって調べたところ、20度以下の水温で、特に17度とかは水カビが活性する温度だそうです。


すぐに、その白い綿が水カビなのか、またはウーパールーパーが外鰓を再生するときに分泌するといわれる物なのか特定をしたかったのですが、顕微鏡が無かったため購入に1日掛かり、顕微鏡を使った確認がうぱさん死亡から約31時間後となってしまいました。


今回使用した顕微鏡はこちら。
水の中へも入れられる防水機能付きで、パソコンやスマホに接続ができ写真撮影もできます。


※うぱさんの亡骸は、出来る範囲での死因解明のために、別の飼育可能な水槽の中へ残していたのですが(奇跡的な蘇生も願って)、死亡から31時間が経過すると腐敗が進み、外鰓についている物質が生前のものなのか判別できないくらいだったので、そちらの撮影は断念しました。
悲しいことに、腐敗臭も凄く可愛そうな見た目になってしまいますので、同様の場合にはウーパールーパー死亡後は出来れば12時間以内に行動ができると良いと思います。


また、出来れば解剖による死因解明をすることで、原因が明確となり、そこから対策が出来るようになるので、結果的に最善な方法ではないかと思うのですが、反面、死後とはいえ身体を切り開くのが可哀想であり、より綺麗な状態で葬ってあげたいという気持ちが上回ったため、今回も解剖はできませんでした。
解剖関係のことをされている方、尊敬します。



それでは、原因の1つとなっていると思われる物質の写真を掲載したいと思います。
うぱさんの外鰓から取り、空気中に保管してしまっていたため、
白いもわもわではなく、このような状態に変化していました。
これは水カビなのか、それともうぱさん自身が分泌した物どちらだろう?
現時点では、調べきれていませんので分かりません。


下記の2枚がそれの写真になります。
ティッシュペーパーの上に乗せていますので、
上に乗っている黒色・茶色の物体がそれになります。




少なくとも、死亡後のうぱさんについていた物は水カビだと思います。
死亡後のうぱさんの外鰓から白いもわもわを取ったのですが、
しばらくするとその白いもわもわが同一箇所に再発していました。



以上が、現時点で記憶に残さなければと思う内容となります。
また時間を改めれば、忘れていた重要情報を思い出すかもしれません。
その時は、改めてその旨を掲載したいと思います。


また、2週間程前の投稿で、うぱさんに白いもわもわが付いていたけれど、
結果的にそのエラが大きく成長しました!と投稿していたのですが、
エラの再生だったのか危険信号だったのか良く分からなくなりました。
誤った情報かもしれませんので、ここで不確定情報として訂正したいと思います。



このブログを読んで下さった方々、ありがとうございます。
うぱさんも、生前いろいろな方に見て貰えて嬉しかったんじゃないかなと思います。
また、僕は現時点では専門的な知識がないため、うぱさんが遺してくれた情報を早く生かせないかもしれませんが、詳しい方が今後の治療の参考の一つとして利用して頂ければ、
とても嬉しいです。


最後に、うぱさん生前最後の写真を掲載して、本日は終わりにしたいと思います。
撮影日は、10月10日(火)朝7時26分です。
この白いもわもわが、外鰓再生用の分泌物だと思っていたので、
投稿用に写真撮影をしました。
読んで下さり、ありがとうございました。


あー・・・アンモニア、亜硝酸塩が検出されないからと水換え頻度を下げる判断をせずに、ちゃんと毎日はやりすぎなのかもしれないけれど数日に1回は水換えをしていれば、水カビも発生しなかったのかな。。。うぱさん本当にごめんなさい。
突然の注文にも関わらず、うぱさんを売ってくれたうぱるぱ屋さんごめんなさい。
そして、うぱさん!僕の子供のような存在として、色々な癒しや笑顔をくれてありがとう!!またいずれ会えると良いな~。その時には会話もできる世界だと良いな。


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