うぱよんが亡くなりました。
つい先程、うぱよんが亡くなりました。
2017年11月4日、16時05分頃になります。
うぱよんは、2016年の6月4日に、神奈川県から僕の家にやってきてくれてました。
こちらは、2016年6月4日の写真で、水合わせ中のうぱよん。
今週に入り、ぱくぱくと食べてくれていた冷凍ブラインシュリンプも、
拒食するようになってしまいました。
しかし、うぱよんの身体は透けていましたので、腸に食べ物が入っていることが確認できていました。
なので、胃や腸が一杯の状態で、食べれないだけなのかなという希望的な解釈もしていました。
しかし、うぱくん1号もうぱさんも、痩せ細る前に死んでしまった経験から、
このままでは死んでしまう。と感じていました。
インターネット上で、うぱよんの症状に一致する内容や、その他の病気についても調べてみました。
・ウーパールーパーの負担にならない程度に、こまめに新鮮な水を入れ替えること。
・拒食中は、無理にご飯を与えないほうが良いこと。
・両生類用のリンゲル液というものを飼育水に使った治療法があること。など。
(リンゲル液は、獣医でも治療として使ったところ悪化して死んでしまった情報もあった ため、僕には使えこなせないと思い未使用)
よって、水温を21度に保った上で、水換えを行い続けました。
それでも、うぱさんが死んでしまってからは、水換えは頻繁に行っていたにも関わらず、
悪化していくうぱよんの状態を見て、他に何かしなければ死んでしまうだろうと判断。
一昨日の木曜日に、共にウーパールーパー専用ではないのですが、栄養剤と消化を助ける作用の添加剤を使用してみることに。また、うぱくん2号が泳いだときに糞をしていた記憶があったので、身体を動かすスペースが狭すぎて糞ができないのかなと考え土管を撤去しました。
まずは、栄養剤の投入。
普段全く使わないので、恐る恐る入れてみたところ、うぱよんは特に反応なし。
数時間の時間をあけて、今度は消化を助ける作用の添加剤を使用したところ、うぱよんが動き回り、突然手足がピーンと伸びて動かなくなってしまいました。
この手足が伸びきって動かない状態は、うぱくん2号が目の前で死んでしまったときの状態と一致していたので、これはまずいと判断し、すぐに水を全換えして新しい水を入れたところ、うぱよんが再び動き出してくれたので、一安心しました。
ここまでは、一昨日の出来事。
そして、昨日から今朝にかけて、うぱよんが糞を3回しました。
見たところ、腸の中には黒色の物がなくなり、空っぽになったように見えました。
こちらは、昨夜の写真になります。(今朝は、出し切った状態になりました)
糞を出し切ったならば、少しは食べれるかな?と、
今朝それぞれ少量の冷凍ブラインシュリンプ、冷凍アカムシ、人工固形餌を用意して、与えてみました。
その時は、うぱよんはパクッと口に入れる動作をして、もぐもぐしてくれていたのですが、食べたと思われる量は僅かで、人工固形餌に至っては口に入れようともしてくれませんでした。
まだ胃に溜まっているから食べれないのかな?と思い、様子見することにしました。
そして、15時50分頃。
うぱよんの身体が、僅かに傾いているように見えました。
大丈夫かなと見ていたところ、ひっくり返って起き上がれなくなってしまいました。
うぱよんは口呼吸を良くしていたことから、この状態だと呼吸ができないと判断し、
急いで水位をうぱよんの身体まで下げ、泳がなくても呼吸ができる状態にしました。
しかし、少し痙攣を起こしたあとに、うぱよんの動きが止まる・・・。
16時05分頃に、死んでしまったか・・・と、微塵も動かなくなってしまったうぱよんの身体を触ったところ、一瞬だけ大きく身体を動かして、また動かなくなってしまいました。
今では、明らかに死んでしまっている状態です。
最後に、お別れの挨拶をするために意思表示をしてくれたのかなと感じました。
しかし、本当に大切に育てている子が、明らかに体調が悪いと分かっていても、
有効な治療をしてあげられないことがとても悲しい。。
水・木曜日には、市内にウーパールーパーを見てくれる病院がないかインターネットで検索をしてみたのですが、見つからず。ダメ元で問い合わせてみたのですが、やはりウーパールーパーは治療経験が無い為、有効な治療ができないとのこと。
かといって、遠方に弱ったウーパールーパーを連れて行くのは、揺れも多いだろうし負担が大きすぎる。遠隔診療では、限界があり誤診もあることも聞いていた。
お金は幾らかかっても良いから、助ける方法があるなら助けたいのに情報も方法もない。
これで、拒食から始まる症状で、4匹もウーパールーパーを死なせてしまった。
もう今のままでは、新しいウーパールーパーをお迎えしても、殺すようなものだと感じました。
でも・・・。
ここでウーパールーパーを育てるのをやめたら、うぱくん1号・うぱくん2号、うぱさん、うぱよんと一緒に過ごしてきた経験や死が、無駄になってしまう気持ちがあります。
出来ることならば、再びウーパールーパーを迎えて、絶滅危惧種でもあり、飼育下では野生の半分も生きられていないウーパールーパーの長期飼育の方法を確立させたい。
でも、今はそれを行える環境ではないことを痛感しました。
しばらくは、ウーパールーパーが拒食になってしまう原因や有効な治療法の情報が得られるまで、ウーパールーパーを育てることを中止しようと思います。
最後に、うぱよんの思い出写真の一部を掲載して、終わりにしたいと思います。
このブログは、またウーパールーパーに関する進展があった場合に、更新しようと思います。今まで、うぱさんやうぱよんを見に来て下さった方々、ありがとうございました。
去年の8月10日の写真。まだこのサイズの隠れ家にすっぽり入れる頃のうぱよん
今年の5月21日の写真。うぱくん2号が亡くなって、ほぼ丸1年(363日後)。
うぱさんとうぱよんは、20年以上長生きさせるぞ!と強く感じました。
今年の7月3日の写真。隠れ家から僕を見てくれるうぱよんが可愛かった。
先月、うちの母親が自治会の展示用に作成したうぱよんの写真です。
そして、生前最後の写真。丁度、亡くなる24時間前の写真です。
※本日の動画があり、動画が生前最後のうぱよんの記録になるのですが、動画は投稿できないため写真になります。
うぱよん・・・大きくなったら、うぱさんと同じ水槽で、仲良くウーパールーパー同士で遊べる環境にしてあげたかったのに、今思うと食事の量が少なすぎたのか飼育水槽が小さすぎたのか、大きく育ててあげられなくてごめんなさい。
(死亡時に身長をはかったら、推定年齢1歳7ヶ月にも関わらず、8cmでした)
うぱよん、沢山の思い出をありがとうございました。
もしも、この世界にまた会えるという現象があるならば、また僕の家族になって下さい (_ _)