うぱくんはうぱくんです

主にウーパールーパーの飼育日記です。
うぱくん(という名前のペット)はうぱ(ウーパールーパー)君です。略して、うぱくんはうぱくんです(/▽゜\)
毎週日曜日の夜頃に更新予定です。※しばらく私用で休止します。(うぱごろうは変わらず元気です。R2.1.19)

外鰓の水(白)カビ発生と併発する拒食症の治療法

おはようございます。


前回のブログにて、当面はブログ休止中のうぱごろうとうぱっくすの飼育記録を綴っていき、他のウーパールーパー飼育者様の役に立つかもしれない情報を書いていこうと思います。と掲載したのですが、今回は先にウーパールーパーの外鰓に発生する水(白)カビ及び併発する拒食症時の治療方法について書いていこうと思います。


急いで書こうと思った理由は、うぱっくすの治療時の結果から、発症から1週間程度で死んでしまう事が分かったからです。


それでは、現在の僕が有効だと考える治療方法を書いていこうと思います。
※但し、統計でみればたった6匹のウーパールーパーを育成したなかでの考えなので、
誤りもあるかもしれません。参考程度に読んで頂ければと思います。
また、端的に書くことが明確で良いと思うのですが、今回は出来そうにありません。
まどろっこいと感じる方も居るかと存じますが、ご了承ください。


まず、ウーパールーパーの外鰓に水(白)カビが発生するのと拒食症が発生するのは、
個別の病気かと思っていたのですが、どうやら併発する病気なのではと感じました。


理由は、過去の亡くなる直前の症状が、下記の通りだったからです。


①1匹目のうぱくん1号 >拒食のみ
②2匹目のうぱくん2号 >水(白)カビ+拒食
③3匹目のうぱさん   >水(白)カビ+拒食
④4匹目のうぱよん   >拒食のみ ※但し、外鰓が溶けていた
⑤5匹目のうぱごろう  >水(白)カビ+拒食 ※治療の結果、健在中
⑥6匹目のうぱっくす  >水(白)カビ+拒食


また、拒食のみの症状では発症から3週間程生存できたのに対して、水(白)カビが併発した場合には、1~2週間しか生存できない状態となりました。よって、水(白)カビと拒食症が併発した場合には、余命1週間の緊急事態なのだと感じます。


・・・他にも得た情報を書きたいのですが、前置きが長くなってしまうので治療方法に移ります。
ここでは、実際に水(白)カビ+拒食の併発状態から完治できた「うぱごろう」を参考にして書いていきます。


まず、拒食の症状がうぱごろうに現れます。そして、2~3日経つと外鰓に小さな水(白)カビが付着し始めます。外鰓は、この様に溶けるように無くなってしまいました。


1週間前に亡くなったうぱっくすが、同一の症状で治療開始から1週間で死んでしまったこともあり、すぐに改良した治療を開始をしなければならないと判断しました。


治療方法として、まず治療場作り。
メイン水槽の中にウーパールーパーが十分入れる大きさのタッパーを浮かせて、
水温合わせした綺麗な水を5リッター入れました。
タッパー内の水量が少ないこともあり、日々の水温変化が怖いところです。
よって、メイン水槽にタッパーを入れることにより、タッパー内の水温を保ちました。


続いて、治療用の水作りです。
今回は、塩浴治療を行いました。
用いた塩は、こちらの商品です。
浸透圧調整にかかるウーパールーパーの負担を軽減し、
かつ、水カビ類の細菌を塩によって殺菌する狙いがあります。


ここで重要になってくるのが、塩分濃度になります。
一般的に、現在インターネットやウーパールーパー専用の書籍を読んでみると、
主に0.5%以下の塩分濃度が主流になっているかと思います。
理由は、塩分濃度が0.65%を超えると、ウーパールーパーの体内の水分が奪われてしまうので、0.5%以上は微調整の失敗等でリスクが伴わないようにするため?なのかなと思います。
但し、うぱっくすのときは、0.5%の塩浴を行ったのですが、水カビは増える一方でした。
よって、うぱごろうでは0.6%の塩分濃度にて塩浴を行いました。
(5リッターの水に対して、塩30グラムとなります)
(※商品により、ナトリウムの割合が異なりますので、ご注意ください。)
塩浴時間としては、通常1時間以内との情報が多いのですが、様子をみながら思い切って12時間行いました。
塩浴を開始して数時間ほど経つと、うぱごろうの体表が全体的に赤くなってきました。
そこで治療をやめようかとも思ったのですが、うぱごろうは暴れたり、もがくようなこともなく、じっとしていたのでもう少し耐えられるかな?と塩浴を継続しました。
その後、無事に12時間経過したので、タッパー内の水5リットルに対して、4リットルの水換えを行いました。その時点では、まだ外鰓の水カビは付着したままです。
そして、1回目の塩浴治療をおえて1日経過したところで、外鰓に付着した一部の水カビが剥がれて水中に浮かんでいることに気が付きました。しかし、まだ付着している水カビもあったので、再度0.6%の塩分濃度にて、うぱごろうの様子を見ながら塩浴を12時間実行。12時間後、ほとんどの水カビが剥がれて水中に浮かんでいました。
ここで、これ以上の塩浴は必要ないと判断して、あとは朝・昼・夕・深夜と、1日4回、5リッターの水を4リッターずつ徹底して水換えを行ってみました。
※(換える水の割合が多いので、必ず水温を同一にしてから行ってください
  うちでは、2リットルのペットボトル2本にカルキ抜きした綺麗な水を入れて、
  それをメイン水槽に入れて水温合わせを行いました。)


そして、タッパー内における治療を開始してから4日経つ頃に、うぱごろうがご飯を食べるようになりました!


その時に食べさせたのは、他のウーパールーパーを育成されている方が、ブログにて、
いつも食べていたご飯を食べなくなってしまったときに、こちらの商品を与えてみたら食べてくれた。と書かれていたものです。
冷凍アカムシなら用いたことがあるのですが、乾燥イトミミズは使ったことがありませんでした。



ご飯の形状は、こんな感じで立方体です。
冷凍アカムシは、解凍中にばらけてしまうので、まとまった量を食べさせにくいのですが、この商品は水に浮かんでしまう点を除けば、一度にまとまった量を食べさせることができます。また、人口固形餌と違い、イトミミズの塊なので消化にも良さそう。
うちでは、小皿に水を入れて、この商品を水に漬けて、やや柔らかくなり始めたところで、箸で優しく掴んで、うぱごろうの顔付近まで持っていき、うぱごろうが直接吸い込むようにパクっ!っとする食べさせ方をしています。


と、治療から話が逸れてしまいましたが、餌を食べ始めてから3日程経った頃に、
タッパー内の全ての水を換える目的で、うぱごろうを一時的に網ですくってメイン水槽に入れたときに、うぱごろうが自らメイン水槽内に泳いで行きました。
その時に、うぱごろうが自分からメイン水槽に戻っていったということは、だいぶ良くなったのかな?と思い、タッパーを使用するのをやめる事にしました。


その時のうぱごろうの外鰓の状態です。
水カビは、すべてタッパー治療中に自然と剥がれ落ちてなくなりました。
外鰓のほうも、多少再生してきたことを実感できるようになりました。


そして、本日のうぱごろうになります。
食欲満点で、外鰓もふさふさになりました。


飼育水槽全体はこんな感じになっているのですが、
水槽用クーラーを起動し始めたら、うぱさんが好きだったあの吸い込み口付近にうぱごろうも良く居るようになりました。懐かしい。
何が良いのか今のところ分からないのですが、好む理由があるのは間違いなさそうです。


と、長々となってしまいましたが、これがうちで初めて水(白)カビ+拒食症の併発から治癒できた内容となります。


今思う点としては、この症状って突然現れるものではないということです。
更に話が長くなってしまうので、今回は割愛になりますが、この症状が発症するまでに、外鰓が小さくなっていく等の症状が数か月前から見られます。
最低でも、アンモニア・亜硝酸塩の無検出に加えて、硝酸塩も50mg/リットル未満を保つことが大切なのだと感じます。


それでは、本日はここまでにしたいと思います。
最後まで読んで下さった方ありがとうございました。


PS.
先程ブログの設定画面を見ていた際に、過去にこのブログに対してコメントを頂けていたことに初めて気付くことができました。
今までコメントは一切ついていなかったと思い込んでいたので、何年もの間結果的に無視している状態となりました。申し訳ございませんでした。
今後は、返信できるようにしていきたいと思いますので、何かございましたらご遠慮なくコメントを頂けたら嬉しいです。
改めまして、過去にコメントを下さった方々ありがとうございました。

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